2007年2月12日

こどもはえらい!

NATSUさんからメールをいただきました。

こどものすごさ、それをまねすることがおとなにはいかにむずかしいか、という実例です。わたしのいう「こども式」のむずかしさを見事に物語っています。

でもね、むずかしいからこそ、挑戦しがいがある・・・

先日の「分けて考えるのは大人だけ」「子供は丸ごと・・・」を読んで思い出したことがありましたのでメールします。

うちの子供達がお世話になっている英語教室では年に2回の発表会で英語劇を発表します。
去年の発表会では特別に「お母さんたちも何か発表してください」ということになり、子供たちと別に母だけで20分程の劇を発表しました。
音源とスクリプトと日本語とが手元にある状態で練習を始めましたが、何回かやったところで「音源のみでは無理!」「暗記は無理!」という結論に早くも達しました。
そこでスクリプトを見ながら音源を聞きこむというやりかたで抑揚やリズムを覚え、本番ではカンペを見ながら読むことになりました。
私自身は本番までかなり聞き込み、時にはシャドーイングも駆使して(まだ大人式)努力はしたのですが、発表後に見せてもらったビデオでは悲惨なほどにカタカナ英語になっていました・・・。
字を読もうとするとどれだけ事前に練習していても個々の「単語」にしみこんでいる「カタカナ音」が出てくるようです。
たぶん昔からずっと「単語」の読みと意味を習って文に組み立てるという方向で習ってきたため無意識に「分けて」しまうのだと思います。

一方、子どもたち(小1?小6)の発表は1時間ほどの長さで、カンペなしでした。子ども達は英語は読めませんのでスクリプトは使いません。
意味がわからないと演じられないので日本語は読みますが英語は音源を耳からきいて覚えます。
音源に合わせてこども式シャドーイングをしながら動きをつけていってなりきりシャドーイングで覚えていくんですね。
正確に言えているかはわかりませんが、頭の中で単語にわけてしまうことは100%ありません。丸ごとのみこんでいます。
単語の意味や読みを指導することはありませんし、フォニックスも特に教えていない教室です。

自分たちがやってみて改めてこども式のすごさを感じました。
大人にはこども式はやっぱりむつかしいですね・・・。でもめざす方向はこっちだと信じられます。


それに対してぼくがNATSUさんに書いた返信です。
非常におもしろい報告です。

やっぱりこどもにはかないませんよね?
そこでぼくが考えるのは、どうやったらこどものように素直に音を、言葉を、
体に吸収できるのかということです。

ぜひぜひこれからもときどき報告と感想、意見を聞かせてください。

とりあえず、このメールを引用させてもらいます。
ありがとー!


児童英語の先生方はNATSUさんのような観察をきっとたくさんしていることでしょう。

報告をお待ちしています。