2008年5月27日

脱学習法 ???????? 自然な学習と不自然な学習

「みちる」さんから意外なメールです。
みちるさんは脱学習法そのものの人かと思っていましたが、そうではないらしい!

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多読の話、せっかくなので、書いてみますね。 (過激かも。(笑)) ********************** 酒井先生から、多読は学習なのか否か作文を書くようにいわれたのですが、 なんか、そんなばかばかしいこと・・・って感じです。 別に、そんなのどっちだっていいじゃん。終わり。 なんですが。(笑)

私は、といえば、
多読は英語学習のため?といわれれば、それはそれでYesだし、
多読は楽しみのため?といわれれば、それもそれでYesだし。

そもそも、英語なんて考えなくても、日本語で本を読むということだって、
読む目的は人それぞれですよね。

語彙を増やしたいからとか、豊かな日本語を身に着けたいから
と言う人もいれば、
専門書などを読んで、学びたいから
と言う人もいれば、
楽しみのため
と言う人もいるし、
時間つぶしにって人だっている。

それなら、英語で読む理由だって人それぞれなのは当たり前じゃないかなと。

ついでにいうと、私は、何かを学ぶのって好きなので、
「学習」=「好きなこと」なんですが、
酒井先生には
「学習」=「嫌なこと」ってイメージがあるみたいですし、
学習ということばの喚起するものもいろいろでしょう。


みちるさんが学習が好きだなんて、驚いた! みちるさんはもっと好き勝手にやっている人だと思っていたので・・・
「学習」に嫌なイメージがあるのは、だれかえらい人の言うとおりにしなきゃいけないっていう気がするからですね。

でも!

ただ、続けるってこと考えると、どこか気持ちよくなれる部分みたいなのがないと
続かないんじゃないかな?って気がするんですよね。

日本語で、
本を読んだ方がいいって言うから、手には取ってみるんだけど読めないんだよね
とか
本を読むのが大嫌い
と言う人が
英語だったら本を読むのが大好きということは、無いとは言い切れないけれど、
多くはないんじゃないかなって気がする。

スランプになるにしても、英語の本だから、ではなく、本だから、のスランプ
かもしれない。

それなら、映画好きだから、英語でがんがん映画見ていこうとか、朗読が好きだから
オーディオブックを聞いてみようとか、多読をするよりも、違う何かをした方が
楽しいし、血肉になっていくんじゃないかなって思うんですよね。

そう言う意味で、英語で読むことに面白さや嬉しさを感じられるか、面白さや嬉しさを
見つけられるなら「多読」できると思うし、全く面白さや嬉しさが感じられないなら
「多読」できないと思う。
(「多読」=文字通りいっぱい読むってこと。)


このへんはその通りで、だれも異論はないでしょう。
私の面白さは、

☆好きな海外作家の未翻訳の作品が読める。
☆知らない作家でも面白そうな未翻訳の作品を読める。
☆翻訳作品と、原書と読み比べて、
「体の贈り物」は原書の方がウエットな感じ
「ヘブンアイズ」は翻訳の方がメインの女の子が二歳くらい下な感じ
「空飛び猫」の原書は甘やかで、なめらかでうっとりするような文体
とか、違いを知る楽しさがあること。
☆だんだん、何語でも読めるような気がして、フランス語やドイツ語の
絵本を買ったりして、なんとなく楽しんだりしていること。
☆映画も字幕無しで見られるんじゃないって気になって、見ていくうちに
ほんとに見られるようになって、日本では放送されていない(有料放送、
限定放送)の映画やドラマが見られるようになったりすること。
「six feet under」とかそんな感じのドラマ。
☆オーディオブックを聞き出したら楽しくなって、日本語、ドイツ語、
フランス語、中国語とかいろんなオーディオブックを聞きたくなって、
分かっても分からなくても結構楽しかったりすること。
☆この本を三日で読むぞ?って思って読み終えたり、一月で百万語読むぞ?って
決めて読み終える達成感だったり。(努力して読んだり、がんばって読んだり
という部分はあるけれど、達成感の嬉しさの方が大きいから、それは嬉しいこと
のうちなんですよね。)


上の最後のところが「学習」もよいもんだなって想像できる部分です。
学習だろうとなんだろうと、(学習意識によって率は減るにせよ)
触れていれば吸収量は多くなるのだから、「楽しく学習する」なら
わたしも特に否やはない・・・

(問題は何を吸収するかですね。吸収すればするほどその言葉から遠ざかる素材を吸収しては時間がもったいないですね。NHKの基礎英語とか、日本語に訳す講座はすべてそう!)

☆マザーグースや子供の歌を読んだり聴いたりして、そのフレーズが
本の中にでてきたりしたときに、知ってる!みたいな楽しさがあったり。
☆日本語では上下巻で10000円もする本が、英語ではペーパーバックで
一冊ででていて、1000円もしなかったりする経済的な嬉しさもあるなぁ。
ラザファードの「ロンドン」とか。
etc etc etc

これ、みちるさんに借りて読みましたが、おもしろかった!
あれはわたしがよくいう「厚い本はおもしろい」を地でいった本ですね。
厚い本は出版社が「おもしろい本を書ける」と踏んだ作家にしか書かせない
のだと思われますね。
・・・と書いてきたら、ナチュラルハイとかランナーズハイの快感みたいなのが
面白さ、嬉しさの半分くらいなのかもしれないですね。私の場合。(笑)

自分にとっての面白さが何なのか?
ロマンスが好き?ミステリが好き?SFが好き?
ビジネス書が好き?専門書が好き?趣味関係の本が好き?
本で「面白い」があるなら、読みたい本をいつも側に置いて、
読めるようになってきたかな?って時々ページをめくってみると楽しいと
思うし、本は嫌いなんだけど、ブログとかは好きと言う人は、
ちょっと探せば、英語のブログサイトもいろいろ見つかるので、
英語ブログを読むなんて言うのもいいと思うし。
やっぱり学習としてというなら、この本は何日で読み終えるぞーとか、
少しずつ読める量が増えていく楽しさとか、あるかもしれない。

あるいは、やっぱり本は駄目だ?って思うなら、英語で映画みたり、
英語で歌ったりして、ある時本を見てみたら、お?結構読めるじゃん。
なんて思った理ってこともあるかもしれない。。

って、酒井先生の課題の意図にあっているか分からないけれど。

読む理由なんて、人それぞれで、他の人のことはどうだっていいけれど、
なんらかの面白さや嬉しさ、楽しさがなければ、ちょっとは読めても
いっぱいは読めないって思う。
だから、いっぱい読みたいって思うなら、自分にとっての面白さや嬉しさ、
楽しさを見つけながら読んでいけばいいんじゃないかなって思うんですよね。

Happy Readingというのは、なんとなく楽しくなくっちゃみたいな感じも
あって、好きじゃないのですが、「好きで行きましょ!」って感じです。
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と、軽い文章で書いてみましたが、やっぱり反感買いそうかもしれないですね。。

基本的に、全員が読まなくてもいいじゃないかというのがあるので、
読みたいなら好きに読んでいって、読みたくないなら読まなければになって
しまうのです。。


いえいえ、これで反感を買うってことはないでしょうね。むしろ「学習がなぜ悪いんだろう?」と考えている人たちはほっとなさるのでは?

みちるさんに便乗してわたしも
「学習はよいけれど、いい素材でね!」
と、軟化することにしましょう。おかげで、よい落としどころができた!
わたしはうれしい!

それにしても、「学習」、「ノルマ」ということを楽しいことと思っている私と、
嫌なことと思っている酒井先生では、言葉の受け取り方がじゃまして意が通じない
と思うこともたまにあるので、やっぱり、茂木さんの本は読んでみて欲しいです。
知らないことを知ること、達成感などの嬉しさみたいなものが書かれていて、
そう言うものを「学習」「ノルマ」と言う言葉で表しているのだなと思って
いただけると、受け取り方も違うように感じていただけるのではないかと思うから
です。

それはね、「学習」、「ノルマ」の暗い歴史を知らない人のいうことだよ、みちるくん! どちらも個性を無視するはげしーい面があるのだよ。
あと、結構思っていることなのですが、英語の学習を人一倍してきている人は、
最初それがある種の偏見のようになって本を読むことを困難にしてしまうという
ことはあると思うのですが、ある時点を過ぎて、生きている英語と英語の知識
みたいなものが結びついたら、やっぱりゼロの人よりは飛び上がっていくような
気がするんですよね。しおさんしかり、Julieさんしかり。

酒井先生の発言を聴いていると、ときどき、努力してきた人を全否定しているように
きこえるときがあります。
英語学習駄目だ、学習してきた人はアンラーンが必要だ・・・というようなの がですね。


それはあるな・・・ でも、英語学習がプラスに働く人と、マイナスに働く人の比率はどのくらいなのか、決してそうよい比率ではないとぼくは見ているので、「否定」のほうに傾いてしまう。

これは反省しなければならないね、今後は。
これからは「よい素材を吸収する学習」と「しょうもない素材を吸収する学習」を分けて考えることにしよう! ありがと、みちるさん!

個人的には、英語学習は全部が駄目というのではないのだけど、テストのための英語、
日本人による英語、文法のための英語みたいな、生きた英語と結びつかないものも
いっぱいあるので、そういう不自然な英語はそぎ落とす必要があるけれど、

ここまではその通り!
そういう不自然な英語ではない英語の知識が生きた英語と結びつくと、急に分かると
いうか、自分の中に英語が入ってくるようなこともあるから、学んできたことも
悪いことばかりではないのではないかという気がするのですが・・・。
あくまでも気ですが。。

でもこの上の部分はわたしはそう楽観的ではないです。

試みに顧みられよ! 
英語の先生方で、自然な英語が身についた人の数やいかに?

宿題は、さっさと終わらしたい方なので夜更かししました。

酒井先生の胸の内で、そんなものかと思っていただいてもいいですし、
何か載せたいことがあったら、引用していただいてもかまいません。
(反感を買いそうな人がいれば、匿名希望で。。ま、読む人が読んだら私が
書いてるって分かりそうですが。)

それでは、また。

あ、どら焼きはいかがでしたでしょうか?お好みに合えばうれしいのですが。

みちる


どら焼きおいしかったよ!
(あれ、松の実か何かはいっている?)

結局ハンドルを出してしまいましたが、もし具合が悪ければただちに
書き直します!

あー、とっても参考になった!
なにしろ学習を自然な英語の学習と不自然な英語の学習にわけるという
ヒントをもらえたのがよかった!!

ありがとー!