2008年6月28日

投げ本:合わない本は(途中でも)どんどんやめる!

多読三原則はすでになし崩し的に「こども式三(?)原則」になろうとしていますが、
いま「みんなで歩こ!」の掲示板で、みなさんに「投げ本の数は?」という
報告をお願いしています。

元は「途中でやめる」といっても、みなさんどのくらい投げているのだろう、
とわたしが知りたくなってはじめたスレッドですが、その中で「ako」さんの
報告が「投げてはちぎり、ちぎっては投げ」という見事なものなので、
まだ投げに自信のない人たち向けに永久保存しておくことにしました。

初出時、「倒錯」を「盗作」と書いてしまいました。すかさずakoさんから

通常、たいていの変換ミスは、いちいち指摘するような野暮はせず、
素通りしておりますが、
さすがに「倒錯」が「盗作」になっているのは…

せんせい、ちょっとーーーーーーーーーー!

あたし、ぬすっとはしませーーん、と言いたい!!(笑)

ということで、その一点だけ訂正しました。akoさん、ごめんとありがと!
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こんにちは。akoと申します。(たぶん「いっしょに歩こ」は初めての投稿なので、初めまして、です)
どうして「数えきれない」と書いたかというのは、以下のような経緯です。

■第1期■ 最初の投げ GRレベル「1」
GRを順番通りにと考え、某ブッククラブネット通販にて、「初めての方」のGRセットを3点購入(スターターA、スターターB、ビギナーA)。
ここで3セットも購入したのがそもそも間違いだった。。。。。

  ↓
GRスターターのAセットを、一覧表の順に読む。

  ↓
Aセット最後の1冊が、スターターレベルではなくレベル1で、挑戦せよという意味だろうと頑張って読み出すも、字も小さい、話が長い、ううう、内容理解どころか…、入試問題を嫌々読んでいた高校3年気分再来、、、辛い…、、先は長い…、(本の底から、残りページの厚みを見て)まだこんなにある…、はぁ~~、とため息、数ページでダウン。

投げました。

3原則に、投げていいとあるんだから、投げればいいじゃないかと。
もっと自分のレベルが上がったらリベンジすればいいじゃないかと。
いつか読めばいいんだから待ってろよ、と。(買ったもんだから負け惜しみがくどい(笑))
その時、同時にネット購入したGRのBセット・Cセットも目の前…。
ううう、大損…、いや、近い将来、読めるようになれればいいんだから,,,,,と言い聞かせ、、、、

セット2つ、投げ決定!!

【この時点で投げ本冊数】
読み終えたのが26冊に対し、投げた本、43冊
(43冊の内訳:Aセット1冊+Bセットの22冊+ビギナーAの20冊)

【この時点での多読への感想】
「あーあ、中身も見ないでネット通販で読んだこともない英語本を買ってしまって…バカなアタシ、おカネの無駄遣い。もう二度とネットでは買わない!多読って、大変!」(今思えば、爆笑)

■第2期 次の投げ、MTH! ブッククラブにて。
ネット通販はあきらめ、ブッククラブに入ってみると、ものすごく易しいのがあって感動し(紀伊国屋書店でORTを売っていなかった時代です)、ブッククラブ長時間滞留読書生活が始まり、ORT、LLL、PM、ルーキーリーダーズ、スプリングボード等、読みまくり、自分としては、かなーり自信もついたので、
(これが、甘かった!!!!!!!)
掲示板で人気の、いわゆる話題の児童書というものに挑戦、…と手に取ったのが、かの有名な Magic Tree House !

意気揚揚と借りてみたものの、3ページで挫折しました。。。。。

本が厚い、、、、絵が少ない、、、、単語が分からな過ぎて話が全然わからない、、、、読まずに返却、さよーならー~~~

次! A to Z!

さよ~なら~

次! Zack Files!

さよ~なら~ これの繰り返しです。

なんで読めないんだろう…、ORTは、9まで読んだのに。
文字サイズからいえば、GRのレベル1よりも、こっちのほうが字は大きいのに、どうにも、読み続けられないのです。
わからない単語が多すぎて話がわからないから?とも思ってましたが、
どうもそれだけじゃなく、文字だけ、というページを見ると、視野に一気に飛び込んでくるアルファベットの文字軍団にマシンガン攻撃されてるような感覚に襲われ、わかる単語もあるはずなのに、全体として見る気がしない、という状態になってしまいます。

書棚で手に取る児童書、児童書、すべて、2~3ページ、
読んでも10ページ行く前に投げてしまってました。

【この時期の投げ本】何10冊投げたか、カウント不能です。
(でも、そのように投げられるのは、またいつでも借りられるという安心があるから、ですね)

■第3期 地元の図書館での「投げ」
公共図書館を調べ始めたところ、Dr. Seussの易しい段階のオールカラー絵本、Beginner Booksのシリーズと出会い、ものすごく楽しかったので、はじめはDr. Seussだけを選び、他の作品は全く知らないため書棚のはしから順にとっていきました。
これらはすべて、オールカラー、ハードカバーの、いわゆる図書館が購入するような、名作洋書絵本です。

この過程で、最後まで読み切れるものは読み、当然、途中まで読みかかったものの、諦めたものが色々あります。読み切ったものより、投げた方が多いです。
図書館の本は逃げないので、自分のレベルが上がったと思った頃に、また読みに来ればいい、ということで、安心して投げられるのです。

【この時期の投げ冊数】読み切れた本の、3倍くらい?
(後日また必ず読む気でいるので、投げたというより、リベンジ予定本というほうが近い)

注:公共図書館というのは、文芸作品や名作絵本しか置いてくれないので、学習者向けの易しい薄い絵本タイプの洋書が無いです。なので、投げる本の比率が高くなるのが特徴かもしれません。
(勿論この頃、皆の図書館活動の成果があり、児童書が増えてきました) 

なお、こうしてほぼ絵本オンリーの時代の後、並行して児童書棚に再挑戦し、
Nate the Great, Marvin Redpost を続けて読めるようになりました。
以後、A to Zも、なんでこれが読めなかったのか? こんなに字も大きいのに?(笑)と言うくらい、今は易しいと感じるようになっているので、実にゲンキンなものです。

■第4期 書店の立ち読みでの「投げ」
もともと大量に投げてますが、とにかく多読は続けているので、
相当、英語に自信がついてきたのか、書店の、大人が読む洋書コーナーで立ち読みするようになり、ますます投げてます。
「BBC History Magazine」を立ち読みですよ、アタシってすっごーーーい! (←バカ) 

投げ、、の話ですね…、失礼しました。

(1)雑誌の場合
自分がもともとよく知っているジャンルのもので、
ある程度、このテーマなら、何が書いてあるか予想がつく場合であれば、
単発の短い記事を、わからない単語とばして主旨をつかみながら読むことはできるようになりましたが、長めの特集記事は、まだ不明単語も多く読めないので、立ち読みするたび、これを購入しても読まないな(読めないな、です(笑))と判断、これも一種の「投げ」と見なしてよければ、
書店での、ちょっとした立ち読みの後の「投げ」がふえました。
以前は近寄りもしなかった場所なので、投げてるとは言え、進歩したと考えています。

(2)大人が読む一般書の場合
立ち読みの範囲なので、ストーリーを追うものはまだ読めません。
そういう意味では、PBをちらっと立ち読みして(1ページの半分くらいしか見てないので読んでいるうちに入らない)、その場で投げるというのは、
「投げ」になるのかどうかわかりませんが、
「これはまだ読めそうもないな」という判断はしています。
そういう判断ができるようになった、とは言ってもいいのかな、と思います。

こういうのも、多読の「投げ原則」に入れていいのなら、
冊数的には、やはり相当ありますから、作品タイトルも覚えられないです。

ただ、自分と同じような若い?(笑)女の子モノや、自己啓発モノなど、1冊の中で、数ページだけ拾い読みするだけでも、ある程度どういう本か、イメージだけつかめるような種類の本は、もう少し、長い時間立ち読みしてみて、自分の「わかり具合?わからなさ具合?」を感じながら拾い読みします。

【小さい字でコソコソと】
オオヤケの掲示板の場で立ち読み推奨するようで、ちょと抵抗ありますが、
推奨じゃありませんから~。ちなみに、どのくらいの立ち読みができるようになったか、というのも、けっこう、自分の上達具合?の指標になると思ってます~。本を傷めないよう注意しながら短時間で主旨をつかむ、って、すごいことですよね! 手前味噌(笑)

以上、投げては読み、投げては読みのくり返しです。
もしかしたら、私が書いているようなことは、皆さん、とっくに体験済みで、
こういうのは「投げ」とは言わない、というご意見もあるかもしれません。

でも、わたしは本日、この投稿を書いてみるまで、
多読3原則の「投げ」というのは、こういうことも入ってると思ってきましたので、一応、そういう勘違いかもしれない人の報告も入れといてください。
というのは、今よんでいる本のレベルを見ていくのも楽しいですが、「読めそうもない」と投げたものをいろいろ思い出してみると、そのレベルも確実に上がっていることがわかるからです。
こういうところも、多読の楽しいところです~。

なお、「つまらない本は投げる原則」について、
かなり投げてる私が言うのもナンですが、英語の本を読んで「これはつまらないということがわかる!」ということが嬉しくて、「つまんねー(笑)」とケチつけながら最後まで読む、ということが結構ありました。
…というのは、高校時代など、とにかく試験問題に解答するために英文を読んでいた(読まされていた?)わけで、つまるかどうかなど、考えたこともなかったです。
だから、英語の本に向かって「けっ、つまんない!」というのが、実は快感で(爆)、こういうのは倒錯の楽しさってことで、原則破り、OK?(笑)

以上です。

「これはつまらないということがわかる快感」はたしかに倒錯していますが、「立ち読み時間」とともに進み具合の目安でしょうね。試験については、多読が進むと「この長文、なんでここで切ってあるの? 先が読みたいよー!」という文句をつけるようになるという話もあります。

ま、それはともかく、みなさん、安心してどんどん投げてください!

元のスレッドはここです。

http://tadoku.org/kb/kb7.cgi?b=kodomoshiki&c=e&id=145