2008年9月18日

レールをはずれるために (に) に、パッチさんからメール

みなさん、ありがとう・・・

たくさんのメールをいただいています。時間がかかりそうですが、ぜーーんぶ、ブログに載せます。これがわたしたちの得た知恵なのですから。

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メールの第一号はパッチさんでした。清書していただいたので、メール掲載第二号になりましたけどね。

酒井先生、こんばんは。
パッチです。

今日、ブログの更新された記事を見て「はっ!」としました。
それは、

で、レールをはずれるための第一のヒントは

  語数にこだわらなくてもいいんじゃないか?

ということです。

この言葉、実はこの記事になる前に自分で感じていました。
そしてすでに自分のBlogでは実践していたのでした。
(YL・語数表示をやめています)


おー、先を越された! 次の(さん)は YL をやめようという話です!!
最近周りで良くこんな言葉を聞きます。
「多読を始めたのですが、今のレベルではどの程度のYLで、どのくらいの語数の本が良いですか?」と聞くことが多くなっていました。
実はこの言葉に私なりの違和感を感じていたのでした。
「多読の指標は本の面白さではなく、進み具合?」と。

そうか、みなさん、感じていたんですね、最近の人たちの従順さを。
つまり語数はこれまで非常に大きな役割を果たしてきましたが、それは「多読に懐疑的な人が好きなように利用したから」かもしれない、ということです。

懐疑的な・・・と言う側の方の意見は分かりませんが、語数が多読の「元気のドリンク剤」の筈が、実は「それ(薬)で疲労していた・・・」のような感じがしていました。

そして、次が、

多読を学習法として「はなから信じこんだ」人の手にかかると、読了語数の記録はみごとに鎖となってその人を縛ってしまうのではないか・・・?
 

まさに自分でもリスタート100万語挑戦の時には「あと何語・・・」なんて追われていた気がします。

確かに目安として語数やレベルはある程度までは必要だと思いますが、
その前にまずは「どんな本が読みたいですか?」の興味が先のような気
がしていたのでした。
しかしレベル・語数ありき・・・から始まるとまさに100万語(○○○万語通過)のための消化試合(多読)のような感じがしていたのです。

ある定まった物差しで見ていると、実は本当の(多読の)楽しさは分からないのではないか?と。
そうすると語数ではなく自分が興味のある(分野の)本をワクワクしながら見てゆくことの方が大事で、
その次に語数やレベルがあるような気がします。本屋で普通に本を選んでいる時に「パラパラパラ」と中身を見ますよね、あれと同じ気がします。あれって字を読んでいるのではなく、雰囲気を読んでいますよね。

最初に多読と言う言葉すら知らない初心者の頃は、ただ目の前にある薄い洋書を読んでいました。
正確には「読んでいた」ではなく「(絵)を見ていた」のでした。
まだまだ絵が多く、それこそ「こんなの簡単じゃん!」なんて思いたくなるような本。

なので、これ、大いに賛成で良くわかります!
やさしい本にたくさん触れる・・・そこから、

上のレベルは話がおもしろい。 やさしいレベルは英語がおもしろい。
蘊蓄オフ会ではありませんが、私もそう思います。 多読を始めての数年は、「あの厚さのPBが読めるようになりたい!」と言う気持ちが大きかったです。 それが何年もの停滞期があり、その後数年の月日が流れると(私の場合は)「厚い本よりも、何だか薄い本の少ない語数の本に惹かれる魅力があるぞ!」と感じるようになりました。 なので私自身は、英語の話の展開(内容)よりも、英語の英語らしさがある本が面白いと思っています。 (私個人的な感想です)
これまでたくさんの人を観察してきて、

 語数とともに冊数も楽しい読書に関係ありそう

だと思われるのです。


これを見たときに「ああ、やはりなぁ!」と思いました。
今回の蘊蓄オフ会で「文体」の話題が出て盛り上がりましたが、「文体」が分かるようになるには、それなりの多くの方々の本(冊数)を読まなければ分からないことです。

それと冊数が多いと、いろいろな視点から多読(英語)を見られることになると感じています。
多読を始めて数年で100冊いくかいかないか・・・の時と、数ヶ月で500冊近く読んだ今では、全く世界が違って見えました。


おー、そうですか!
だからといってやさしい本を無理して読むことはないんですよ。パピイさんがいみじくも言っていましたが、ORTこそ蘊蓄に相応しいと。たくさん読んだからこそORTで蘊蓄が語れると。やさしい本には何百万語も読んでから戻ったってちっともかまわないのです。

まさにこの道を知らず知らずに歩んできました(笑)
語数はたいしたことはないですが、経過時間は嘘をつかないみたいです。

つまりレールをすぐにはずすのではなくて、複数の道にしようというわけです。
なので、今回のこの題名は「レールをはずれるために」ではなく、私には「行くべきポイントにさしかかった」なんだと思います。

まだ続くかも知れません(笑)。
この話題、今後にすごく大事な気がしています。


パッチさん、ありがとー!

なお、パッチさんは語数とYLを2ヶ月も前に捨てています。

http://dr-patch.blog.so-net.ne.jp/2008-07-08

を見てください!

で、次はYLの話なのですが、いくつメールをいただいているので、YLはすこし先の話題になりそうです。

まだまだみなさんの意見や感想を募集中です。わたしのブログに載せないでほしいけれども意見はあるというメールも大歓迎です!

よろしくお願いします。